こんにちは、ちゃーりーです。
食事のあとに残ったごはん。そのまま保温するか、小分けにして冷凍するか、迷うことはありませんか?
「冷凍した方が節約になる」と聞いても、毎回小分けにして、食べるときに温め直すのは手間ですよね。
そこで今回は、メーカー公表値と仮定の条件を使って、保温と冷凍の電気代を比較しました。3人家族を想定した年間の差も確認してみます。
※この記事は公式情報と仮定条件に基づく試算です。家庭で測定した実測結果ではありません。
結論|電気代を気にしすぎず、使いやすさで選んでよさそう
今回の条件では、保温から冷凍へ切り替える節約効果は小さく、無理に使い方を変えるほどの差はありませんでした。
例えば「3日に1回炊飯し、翌朝に3人分を食べる」場合、12時間の保温は年間約756円。冷凍ごはん3人分の再加熱は年間約679円という試算です。
差は年間約77円。さらに冷凍・保存に使う電気代が加わるため、この条件では冷凍が安いとも言い切れません。
機種や使い方によって変わりますが、数円の差を気にするより、食べる時間や味の好み、準備のしやすさを優先するという選び方でよさそうです。
炊飯器の保温にはいくらかかる?
例として、象印の5.5合炊き「NW-JZ10」は、1時間あたりの保温時消費電力量が16.7Whと公表されています。
電力量単価を31円/kWhと仮定すると、次のように計算できます。
保温の電気代=16.7÷1,000×保温時間×31円
| 保温時間 | 電気代の目安 |
|---|---|
| 1時間 | 約0.52円 |
| 4時間 | 約2.07円 |
| 8時間 | 約4.14円 |
| 12時間 | 約6.21円 |
これは炊飯器1台分の保温費用で、茶碗1杯あたりの料金ではありません。炊飯そのものの電気代も含めていません。
実際の消費電力量は、炊飯器の機種や保温設定、ごはんの量などによって変わります。自宅の機種で確認する場合は、仕様表の「1時間あたりの保温時消費電力量」を見てください。
冷凍ごはんは温め直す電気代もかかる
冷凍する場合は、凍らせて保存する電気代に加えて、電子レンジで温め直す電気代がかかります。
今回は計算例として、次の条件を置きました。
- 1食分の加熱時間:3分
- 加熱中の平均消費電力:1,200W
- 電力量単価:31円/kWh
この条件では、1食分の再加熱は約1.86円、3食を別々に温めると約5.58円です。
なお、レンジの「600W」などの表示は加熱出力で、コンセントから消費する電力とは異なります。
また、今回の3分・1,200Wは計算用の仮定です。実際の加熱時間や消費電力は、機種、ごはんの量、容器などで変わります。
冷凍・保存によって増える電力量は未測定のため、この金額には含めていません。
3人家族で3日に1回、4合炊くと年間いくら違う?
家庭での使い方をイメージしやすいように、次のケースで比較します。
- 3日に1回、夜に4合炊く
- 翌朝、3人が1食分ずつ食べる
- 保温する場合は、夜から朝まで12時間
- 冷凍する場合は、朝に3食を別々に温める
- 朝食後も残る分は、どちらも同じように冷凍する
年間の炊飯回数は約122回です。
| 比較項目 | 朝まで保温 | 冷凍して朝に再加熱 |
|---|---|---|
| 1回あたり | 約6.21円 | 約5.58円+冷凍・保存分 |
| 年間 | 約756円 | 約679円+冷凍・保存分 |
年間約679円は節約額ではなく、再加熱にかかる費用です。差額は約77円にとどまります。
炊飯の量と回数は同じなので、炊飯にかかる電気代は比較から除外しています。朝食後に残る分の保存・再加熱も、共通の費用として除外しました。
保温時間が8時間なら年間約504円となり、この仮定では3人分の再加熱費用より安くなります。
つまり、冷凍が必ず節約になるわけではなく、保温時間と温め直す食数の両方で結果が変わるということです。
「保温は4時間まで」は見直しの目安
資源エネルギー庁は、省エネの観点から保温は4時間までを目安とし、電子レンジでの温め直しを案内しています。
ただし、どの機種でも、何食分でも、4時間を超えた瞬間に冷凍の方が安くなるという意味ではありません。
保温を続ける必要があるか見直す目安として考えつつ、家庭の食事時間や量に合わせて判断しましょう。
まとめ|小さな電気代の差より、無理なく続けられる方法を
今回の試算では、3日に1回炊飯し、翌朝に3人分を食べる場合、12時間の保温と再加熱の差は年間約77円でした。冷凍・保存の電気代まで含めると、冷凍が安いとは断定できません。
この条件なら、節約のために無理して冷凍へ切り替える必要はなさそうです。
家計の支出を減らすことが目的なら、使っていないサブスクなど、毎月支払っている費用を確認するのも一つの方法です。例えば月500円の支出を減らせれば、年間6,000円の節約になります。
ごはんは食べる時間や量に合わせて、保温と冷凍を使い分ける。保温時間や保存・加熱方法は取扱説明書に従いながら、味の好みや小分けの手間、朝の準備のしやすさも大切にしたいですね。
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